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【自己紹介】今、学校での著作権を先生に知ってほしい理由

【自己紹介】今、学校での著作権を先生に知ってほしい理由 学校著作権ナビ 動画
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皆さんは学校外のコンクールに出る時に、楽譜をコピーして程度に配ったことありませんか?
生徒が行った活動を撮って、それをDVD にコピーして配るということ、したことありませんか?
合唱などで模範演奏のCDを作るために、ネットからダウンロードするといったことありませんか?

 

私も実はそうしていました。
今、言ったことは全て著作権の侵害。著作者に許可を得なければいけないことだったのです。

 

 

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音楽教員の私が著作権を学び始めた理由

私がそれを知ったのは大学を卒業してからでした。

私は音楽科教員でした。小さい時から歌やピアノ、吹奏楽や合唱など自分が音楽を聴いたり、奏でたり、楽譜を読んだり、CD・DVDを見たり聴いたりすることがたくさんありました。幼い頃からたくさんの音楽に触れてきた。その私が著作権について全く知らなかったのです。

これだけ音楽に関わってきたのに「著作権法を知らずに済んでしまった」という不思議・違和感が自分の心の中にありました。

 

姉妹チャンネル「原口直の一歩先ゆく音楽教育」では、音楽教員経験をベースに若手音楽教員や教育実習生向けに情報を発信しています。

 

 

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「学校と著作権」私のこれまでの実績

それから私は著作権を含む知的財産権について、様々なことを学んだり、「深めたり広げるためにどうすればいいだろう?」ということを考えてきました。

授業の実践をしたり、『最新 初等科音楽教育法[改訂版]』『最新 中等科音楽教育法[改訂版]』の著作権のページを書かせていただいたり、また単著『YouTubeで授業/学級経営やってみた!』の中では著作権について触れていたり。

今では学校での著作権に関する講演の依頼をいただいて、文化庁著作権課でお話をさせていただいたり、内閣府の知財創造教育をお手伝いしたり、教員免許状更新講習でお話をしたりということをしています。

もちろん私は教員=教育学部の出身で、法律の専門家である法学部出身でもなければ、著作権のエキスパートである弁理士でもありません。だからこそ、言えること・見えることがあると思っています。

 

 

 

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YouTubeチャンネル「学校著作権ナビ」を始めた6つの理由

私はこのチャンネルを通して、

「学校の皆さんに著作権を考えてほしい」
「教職員の方に著作権を知ってほしい」

と思っています。その理由は、

 

①私自身が著作権を知った時に冷や汗が出るような、背筋が凍るような怖い思いをしたこと。「自分が今まで何てことをしてしまっていたんだ!!」という自責の念に駆られてしまった。「こういった思いを他の先生方にしてほしくない」と思ったこと。

②また著作権法が学校の中と外で違うルールなので、そういった点を先生方に知って欲しいと思ったこと。

③そして2021年GIGAスクール構想によって小・中学生1人1台端末になった時に、無限の著作物を小・中学生が手にしたということ。

④あわせてオンライン授業の必要性に伴い、SARTRASなどが立ち上がったということ。

⑤そして学校の根本である学習指導要領。この中で知的財産権(著作権)に関する項目が音楽科ではとても増えたということ。それに伴って、教員採用試験でも著作権の出題があったり。

⑥音楽に関する部活動の外部コンクールでは著作権の扱いが変化したり。

 

こういった色々な理由が重なって、2021年学校での著作権について考えていただきたいというチャンネルを作りました。

 

 

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学校での著作権を考えるときに大切な2つのこと

法律家と学校の間に立つ翻訳者が必要

学校での著作権を考えるために必要だと思っているのは「翻訳」です。

法律の専門家である「法律家」。
「法律家と教員」「法律家と学校」「法律家と子ども」「法律家と保護者」この関わりを持つ時に、「間に立つ翻訳家が必要だ」と私は両方の人たちに出会って感じました

法律家と学校にいる人たちでは持っている語彙や考え方が全く違うので、その間に立ってそれぞれが欲しい情報やそれぞれが言いたいこと・主張したいことについて、翻訳する人が必要だと感じてきました。
単に学校現場の人に法律家を紹介するのではなくて、きちんと質問と回答をその相手が読み解きやすいように翻訳するというのが大事だと感じているのです。

私はその役割になりたいと感じています。

 

「ダメ」といういうだけでなく解決策を一緒に考えたい

また、この学校と者作権のチャンネルでは「ダメを教えないようにしたい」と考えています。これは中学生に対して著作権を教える時に大事にしていたことの1つです。
「こうすればいいですよ」「こうすれば大丈夫です」といったことを提案する。これをあわせて行いたいと思っています。

私が学校の著作権を考える大きな理由。

著作権で子どもの逮捕者を2度と出さない。
今日から・自分から・できることから。

こういった願いを届けていきたいと思います。

私のウェブサイトでは著作権の質問をいつでも受けています。
また、著作権に関する研修や講演も受けていますので、ぜひご活用ください。

 

▼質問・相談・お仕事の依頼はこちらからどうぞ

 

サイトの記事の内容は動画と同じです。
動画「【自己紹介】今、学校での著作権を先生に知ってほしい理由」も是非ご覧ください。

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。公立中学校の音楽科教員として教鞭をとる傍ら、教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

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