学校向けの著作権研修・出前授業についてテーマ別にご紹介するページです。研修の内容・時間・形式はすべてカスタマイズできます。
「まだ内容が固まっていない」
「こんなテーマでも対応できる?」
という段階でも、お気軽にご相談ください。
受講者に合わせて選べる研修テーマ
研修は、「誰が受講するか」によって扱う内容や事例が大きく変わります。
ここでは、これまでの実績をもとに受講者別の主な研修テーマをご紹介します。
いずれのテーマも、単なる法律の解説ではなく「学校現場ですぐに使える」実践的な内容を中心にお伝えしています。
教職員全般向け:学校での著作権
最も多くご依頼いただいているテーマです。著作権の基礎から学校現場での具体的な対応まで、幅広くカバーします。
こんな方におすすめ:初めて校内で著作権研修を実施する学校や、教職員全体の著作権意識を底上げしたい教育委員会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 著作権法第35条(授業の過程での利用を認める規定)の基本と、「学校だからOK」の誤解
- 授業で教材を使う際の判断基準と注意点
- SARTRAS(授業目的公衆送信補償金制度)の仕組みと学校での対応
- オンライン授業・配信での著作権の取り扱い
- 生成AIを使う際の著作権上の留意点
管理職・教頭向け:管理職の視点で考える学校著作権
管理職には、校内の著作権対応を統括する立場としての判断力が求められます。教員から相談されたときに「どう答えるか」「誰に確認するか」の指針もお伝えします。
こんな方におすすめ:教頭・副校長など管理職を対象とした研修を企画している教育委員会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 管理職として押さえておきたい著作権の基礎
- 校内で起きやすい著作権トラブルと対応の考え方
- 教職員への指導・啓発の進め方
- 生成AI活用に関する校内方針の考え方
ICT担当・教務主任向け:GIGAスクール・生成AIと著作権
ICT活用が進む中で、端末での教材利用や生成AIの活用に関する著作権の疑問が増えています。ICT推進の中心にいる方に向けて、最新の情報を踏まえた実践的な内容をお届けします。
こんな方におすすめ:GIGA端末を活用した授業づくりを推進している学校のICT担当の方や、教務主任の方
研修でお伝えする主な内容:
- GIGA端末で教材を使う際の著作権の考え方
- オンライン授業・配信と著作権法第35条の関係
- 生成AIで出力したテキスト・画像を授業で使う場合の著作権上の注意点
- SARTRASの対象範囲と利用報告の実務
養護教諭向け:保健だより・掲示物と著作権
養護教諭が日常的に作成する保健だよりや掲示物にも、著作権の知識は欠かせません。イラスト素材の利用規約の確認方法など、養護教諭の実務に即した内容をお伝えします。
こんな方におすすめ:養護教諭を対象とした研修を企画している教育委員会や、保健会・養護教諭部会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 保健だよりや掲示物で使う写真・イラスト・図版の著作権の基本
- フリー素材サイトの利用規約の読み方と確認ポイント
- 保健だよりのオンライン配信(PDF配布・ウェブ掲載)における注意点
- 引用のルールと「引用に見えて引用ではない」ケース
栄養教諭向け:食育だより・給食指導資料と著作権
食育だよりや給食指導で使う素材にも著作権の観点が必要です。栄養教諭・学校栄養職員の業務に合わせた事例をもとに、「自分の仕事に関わる著作権」を具体的にお伝えします。
こんな方におすすめ:栄養教諭の研修会を主催する教育委員会や、学校栄養士協議会・学校栄養士会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 食育だよりに使うイラスト・レシピ・写真の著作権
- 素材の利用規約の確認方法
- オンライン配信時の著作権上の注意点
- 著作権法第35条とSARTRASの基本
学校司書・司書教諭向け:学校図書館と著作権
学校図書館は、資料の複製・掲示・調べ学習のサポートなど、著作権に関わる場面が特に多い場所です。「学校図書館ならでは」の疑問にお答えする研修を行っています。
こんな方におすすめ:学校司書や司書教諭を対象とした研修を企画している教育委員会・図書館協議会・図書部会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 図書だよりで本の表紙写真やイラストを使う場合の著作権
- 読み聞かせや紙芝居の配信に関する著作権上の注意点
- Googleクラスルーム等での図書資料の共有と著作権
- 生成AIの活用と学校図書館の役割
JASRAC主催「出張講座ラーニングスクエア」で講師を務めた研修動画「学校図書館と著作権」が無料公開されています。研修の雰囲気を知りたい方は、ぜひご覧ください。
音楽教員向け:音楽教育と著作権
音楽の授業では、楽曲の演奏・録音・配信など、著作権が特に深く関わります。元中学校音楽科教員としての経験を踏まえ、音楽の授業・行事に即した内容をお伝えします。
こんな方におすすめ:音楽教員向けの研修を企画している教育委員会や、音楽教育研究会の方
研修でお伝えする主な内容:
- 合唱コンクール・文化祭でのBGM・楽曲利用の著作権
- 授業での演奏・録音・配信に関する注意点
- JASRACへの手続きが必要なケースの整理
- 音楽の授業を通じた著作権教育の実践例
児童生徒向け著作権出前授業
教職員向けの研修に加えて、児童生徒を対象とした著作権の出前授業も行っています。小学生から高校生まで、発達段階に合わせた授業を設計します。
GIGA端末の活用や生成AIが身近になった今、子どもたちにとっても著作権の知識は「自分を守る力」になります。教員と一緒に学ぶことで、学校全体で著作権への意識を高める機会にもなるでしょう。
小学生向け
テーマ例:「『ちょさくけん』ってなに?」
作品を作る楽しさと他の人が作ったものを大切にすることを、身近な事例を通じてやさしく伝えます。
中学生向け
テーマ例:「作った人の権利を考えよう ― 著作権の知識」
SNSやレポート作成など、中学生が日常的に直面する場面を取り上げ、「自分ごと」として著作権を考える授業です。セーフティー教室の一環としても実施しています。
高校生向け
テーマ例:「推しを推し続けるために ― 著作権の知識」
推し活やSNS発信など高校生の関心に寄り添いながら、著作権を「自分のためのルール」として理解できる授業です。
教員研修と出前授業のセット実施も可能です。 たとえば、午前中に教職員向けの研修を行い、午後に児童生徒向けの出前授業を実施する――という二部構成でのご依頼もお受けしています。
研修の形式・スタイル
研修の内容だけでなく、形式やスタイルも柔軟に対応しています。
開催形式:オンライン(Zoom等)・対面・動画提供のいずれも可能です。遠方の学校でもオンラインで気軽にご依頼いただけます。
研修時間:30分から150分超までご要望に合わせて設計します。
参加人数:数人規模から250名規模まで実績があります。
進行スタイル:一方向の講義だけでなく、AhaSlides等を使った双方向・参加型のケーススタディやグループワークにも対応しています。
テーマの組み合わせ:複数のテーマを1回の研修にまとめることも可能です。「著作権の基礎」と「生成AI」を組み合わせるなど、受講者の関心に応じて柔軟に構成します。
費用負担を軽減できる制度もあります
研修の予算確保にお悩みの場合、以下の制度を活用することで費用負担を抑えられる場合があります。いずれの制度でも講師として登壇した実績が多数あります。
JASRAC 出張講座「ラーニングスクエア」 JASRACが学校等に講師を派遣する制度です。著作権に関する出張講座を無料で受けることができます。 → 制度の詳細はこちら(JASRAC公式サイト)
授業目的公衆送信補償金等管理協会 共通目的基金事業「リクエストセミナー」 SARTRASの共通目的基金を活用した著作権セミナー制度です。学校や教育委員会からの申請により、講師派遣を受けることができます。 → 制度の詳細はこちら(CRIC公式サイト)
制度を利用する場合も、まずは私宛にご相談いただいて構いません。申請方法についてもご案内できます。
※なお、これらの制度を利用する場合は、講師として私ご指名いただくことは可能ですが、先方の手配状況等によりご希望に沿えない場合もございます。
受講者の声
これまで研修を受講された方からいただいた感想をご紹介します。
「原口先生の語り口や内容のわかりやすさが高評価でした。学校司書としての視点も交えた丁寧な対応に感謝しています。」 ― 東京都 中学校司書
「最新の著作権ニュースや教育現場での具体的な課題について学べ、非常に有意義な研修でした。次回も参加したいです。」 ― 青森県 教育委員会
「最近の著作権に関わるニュースや、著作権を知るべき理由についての具体的な説明が非常に役立ちました。今後とも研修に参加したいです。」 ― 沖縄県 教育委員会
研修実績
これまでに全国各地の教育委員会・学校・研究会等から研修のご依頼をいただいています。教職員向け研修・学校司書向け研修・児童生徒向け出前授業を合わせて、研修や出前授業の事例は200件以上・総受講者数は30,000名以上です。
お申込み・ご相談
研修のご依頼・ご相談は、お申込みフォームから承っています。
メールでのご連絡は info●makiba.work(●を@に変えてください)でも受け付けています。
内容がまだ決まっていない段階でも構いません。「著作権研修を検討しているが、どんなテーマが合うかわからない」といったご相談も歓迎しています。お気軽にご連絡ください。
よくある質問
Q 研修の内容は決まったものですか? :
A テーマ・時間・進め方はすべてカスタマイズ可能です。受講者の職種や関心に合わせて、内容を調整しています。「どんな内容にしたらよいかわからない」という段階でも、ご相談いただければ一緒に考えます。
Q オンラインと対面、どちらがおすすめですか? :
A どちらでも対応可能です。オンラインは遠方の学校でも気軽に実施でき、AhaSlidesを使った双方向の進行もスムーズに行えます。対面は、グループワークやディスカッションを多く取り入れたい場合に向いています。
Q 少人数でも依頼できますか? :
A 数名規模の少人数から受け付けています。少人数の場合は、質疑応答の時間を多く取るなど、参加者に合わせた進行が可能です。
Q 費用はどのくらいですか? :
A 研修の内容・時間・形式に応じてご案内しています。JASRACラーニングスクエアやCRICリクエストセミナーの制度を活用することで、費用負担を軽減できる場合もあります。まずはお気軽にお問い合わせください。
