今回はちょっと変わった、だけどとてもうれしい、高校生からの講演依頼です。
2023年7月、東京都私立H高等学校の生徒主催の著作権講習会で「『ミックスナッツ』をどうやって聴く?」の講師を務めました。
講演時間は30分間、オンライン会議ツールZoomでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりしながら、進めていきました。
内容は『ミックスナッツ』(Official髭ダンディズム)の曲をどのように聴くか?から著作者の話・著作権の基礎・学校での著作権・よくある例でした。
対象者は東京都私立H高等学校の生徒さん、約10名が参加されました。
本題に入る前にアイスブレイク。
アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験してもらいました。
まずは身近な著作者を意識させるために好きな歌手を尋ねました。
アハスライドのワードクラウドでは、回答が重なると文字が大きく表示されます。
音楽が聴く人の耳に入るまでに、どのような人々や会社が介在するか。
違法に音楽を使うことで、作る人たちが困ることになるということを確認した上で、著作権の基礎・学校での著作権について話しました。
企画した担当者の感想紹介
「参加生徒の子が『私のSNSヤバいかも』『アイコン変えなきゃ』と言っていて私含めみんなにとって、とても貴重な学びになったなと感じています。
アハスライドを使った授業は純粋にとても楽しかったですし、私ももっとたくさんの生徒に受けてもらいたいなと感じました。文化祭の実行委員会や、実行委員以外もクラスで出し物を出店すると思うので、文化祭での著作権侵害を気をつけられるような授業が文化祭シーズンにあったらすごく素敵だなと思いました。」
今回、声をかけていただいたきっかけはYouTubeでした。
法律に関心がある高校生から著作権教育の活動についてインタビューを受け、高校生に話す機会を作ってもらったのです。
まとめ
高校生はたくさんの著作物に日々触れています。
好きな歌手がいて、音楽を聴いたり、動画を見たり、著作物から刺激を受けている世代です。また、「著作権」という言葉や意識を、もしかしたら大人よりも知っているかもしれません。
学校でも家庭で著作物に触れていてその魅力を知っているからこそ、もっと知ってほしい、正しく使ってほしいと感じました。
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