【研修事例】教職員・図書館司書のための学校著作権研修(長野県中高飯水図書館協会研修)

司書向け学校著作権研修の紹介
司書向け学校著作権研修の紹介
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2024年8月、長野県の中高飯水図書館協会の研修で講師を務め、「教職員・図書館司書のための学校著作権研修」というテーマで講演を行いました。
講演時間は90分間にわたりZoomを通してオンラインで行われ、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いて楽しく進めていきました。

 

 

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研修の内容

研修では、著作権の基礎から始まり、学校での著作権の扱い、オンライン授業や行事配信の際の注意点、授業目的公衆送信補償金制度、学校からのよくある質問に至るまで、幅広いテーマを取り上げました。

また、参加者からの質問に答えるセクションを設けて、実際の教育現場での疑問や悩みにもお答えしました。

 

受講者

研修には、小中学校図書館教育主任、学校図書館司書、公立図書館司書の約40名が参加されました。

 

受講者参加型の研修内容

今回の研修は、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いた受講者参加型とし、受講者と交流しながら講義を進めていきました。
本題に入る前にアイスブレイクでは、アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。

 

教育現場での著作権の重要性

講演では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。

「いらすとや」の利用規約を読んだことがありますか?
「いらすとや」のイラストは、全部無料で著作権がないと思っていませんか?
「いらすとや」のイラストが有償の場合、イラスト1点いくらだと思いますか?

と問いかけつつ具体的実例を交えて解説することで、著作権の知識と意識の向上を図りました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけは「学校職員からの紹介」です。
「紹介していただいた後、『学校著作権ナビ』を見させていただいたこと
」とのことです。 

 

研修の感想

「学校や図書館に関わる著作権について、分かりやすく教えていただきありがたかったです。また、アハスライドを利用した参加型の講演会スタイルもとてもよかったと思います。」

 

 

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研修参加者の感想の紹介

「本日の講演を聞いて、学校現場での危機感をもちました。著作権について学ぶ機会があり、勉強になりました。とても分かりやすい講演でした。」

「難しい文言を図にして説明してくれてわかりやすかったです。タブレットを使用しながらの研修が、ただ聞いているだけじゃない参加型がとてもよかったです。」

「高校生や大学生の子どもたちからは著作権についてよく耳にしていましたが、小学校だからと、とても甘い考えだったことを反省しました。これだけ情報量の多い現代の社会で、子どもたちには小さいうちから利用規約の検索などを身に付けることができるように指導に活かしていきたいと思います」

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談などはこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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