【研修事例】オンライン授業や行事配信の留意点(東京都立農業高等学校)

教職員向け学校著作権研修の紹介
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2023年9月に東京都立農業高等学校の校内研修会として開催された「オンライン授業や行事配信の留意点」の講師を務めました。

講演時間は60分間、オンライン会議ツールMicrosoft TeamsでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりして進めていきました。

 

内容は、「著作権の基礎」「学校での著作権」「オンライン授業や行事配信の留意点」「授業目的公衆送信補償金の制度」「著作権教育の実践例」「学校からのよくある質問」「質疑応答」でした。

対象者は教員で約20名が参加されました。当日参加できなかった方には録画が共有されます。

 

本題に入る前にアイスブレイク。

アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。
今回はオンライン研修でしたので農業高校のおいしいものを尋ねました。複数の回答があると文字が大きくなります。

一番多かったのは「食物科集団給食」!名称だけでも興味をそそられます。また、事前に学校のウェブサイトや学校案内で知った、お茶や野菜・果物も出てきました。

 

 

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農業分野の知的財産権についても触れました

ここからは本題です。

講演の中では、農業高校の活動に即した内容にも触れました。

例えば「知的財産権」の説明では、服の意匠権、レシピに著作権はないとされているがレシピ本やレシピ動画には著作権があること。
そして、農業の分野で欠かせない育成者権には植物の新品種、研究開発の成果、農林産業の技術・ノウハウ等があることも話しました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけはYouTubeでした。YouTubeのキレのある講義動画と充実した内容が決め手だったそうです。ありがとうございます。

 

研修の感想

「もっといろいろ伺いたかった!」というのがホンネです。質疑応答など長く続けられそうでした。18歳成人から気を付けるべき著作権というテーマでぜひ生徒向けご授業もお願いしたいです。 

 

 

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まとめ 

参加くださったのが農業に関わる教員の方々でしたので、農業分野の知的財産権について農林水産省のウェブサイト等で事前に情報を得て研修資料を再構成しました。
自分ごととして捉えていただくことが、関心意欲の第一歩です。
 

このように、依頼者の校種・教科・リクエストやお悩みに沿って研修内容をカスタマイズします。
ぜひお問い合わせください。
 

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

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この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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