【研修事例】学校教育と著作権(大阪府豊中市教育センター)

教職員向け学校著作権研修の紹介
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2023年11月、大阪府・豊中市教育センターからの依頼で「学校教育と著作権~子どもを守るための知識」というテーマで著作権研修の講師を務めました。

講演時間はオンラインで90分間。対象者は、豊中市立小中学校の情報担当者・管理職代表・教育センター担当者の約60名でした。
オンライン会議ツールZoomでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりして楽しく進めていきました。

内容は、「著作権の基礎」「学校での著作権」「オンライン授業や行事配信の留意点」「授業目的公衆送信補償金の制度」「著作権教育の実践例」「学校からのよくある質問」「質疑応答」でした。

 

まずはアハスライドで皆さんのことを聞きました。

 

 

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学校は著作権の例外

ここからは本題。著作権について聞きました。

 

研修の中で特に強調したのは「学校は例外である」ということです。
「学校内で例外的に許されている著作物の利用範囲」「学校外においては、学校と同じように著作物を自由に使えない」ということです。これは教員だけでなく、子どもたちにも知ってほしいことです。

 

また、研修で行ったワークでは

・著作権違反をしているかもしれないベテランや管理職教員に何と声をかける?
・教科教育の中で子どもに著作権をどう教える?

を皆さんに考えていただき、アハスライドでアイデアを共有しました。

 

今回は、事前に以下のような質問をいただいていました。

・よく学校の教育活動で使うなら、大丈夫とよく聞きますがどこまでの範囲で大丈夫なのでしょうか?
・授業の中で使用するパワーポイントについて、ネットで検索した画像をパワーポイントに張り付けて使用することは大丈夫なのか知りたいです。
・実際に、運動会などの学校行事で使用する音源について、どのような形で入手し、使用すれば、「正しい」利用になるでしょうか。
・著作権を守らない児童生徒や保護者にデメリット(罰則など)はあるのか

いただいた質問をヒントにして研修のコンテンツを組み立てたり、具体例として説明することで深い学びにつなげました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

著作権研修を企画した動機を伺ったところ、

「学校からの問い合わせに対して、問い合わせされている事案に対して「おそらく」という形でしか答えられなかったということ。また、学校現場で働いている先生方の著作権に対する知識や意識を高めていくこと。」

と回答いただきました。

 

研修の感想

「幅広くお話いただけたことで、受講された先生方も分かりやすかったと思います。また、オンラインでの講義となりましたが、アハスライドを用いたリアルタイムでのやり取りも良かったです。」

 

 

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まとめ

実際に子どもたちに接している教員は、子どもたちがどのようなことに興味関心があり、また、どの程度の知識技能を持ち、どの程度の理解力があるかをよくわかってます。ですので、子どもに著作権をどう教えるか?のアイデアがたくさん出てきました。

また、事前質問のほとんどは「著作権法第35条」を理解すれば解決することでした。
第35条や運用指針の存在を知っていただき、根拠を持って胸を張って学校で著作物を使ってほしいです。

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。東京学芸大こども未来研究所教育支援フェローとして教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

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