時事通信出版局から発行された『教員養成セミナー12月号』の特集2「先生になってから必ず役立つ!「学校と著作権」のギモン解決」にて、監修・執筆を担当させていただきました!
「著作権」と聞くと、「なんだか難しそう…」「法律の話は苦手…」「教採の勉強でそこまで手が回らない…」と感じる学生さんや若手の先生方も多いかもしれません。
でも実は、著作権の知識は先生になってから毎日必ず使う「必修科目」なんです。
なぜ今「著作権」を学ぶ必要があるの?
私が音楽教員として現場にいた頃も、日々の授業準備や学校行事で「これ、使っていいんだっけ?」と悩む場面がたくさんありました。
- 授業プリントにネットのかわいいイラストを使いたい。
- 運動会や合唱コンクールでJ-POPの曲を流したり、楽譜をコピーしたりしたい。
- 授業でYouTube動画を生徒に見せたい。
これらはすべて「著作権」が関わってきます。
特にICT活用や、最近話題の「生成AI」の登場によって、先生たちが著作権と向き合う場面は昔よりずっと増えています。
「知らなかった」で済ませてしまうと、トラブルになったり、子どもたちの学びのチャンスを逃してしまったりするかもしれません。
でも、安心してください。著作権のルールは先生たちを縛るだけのものではありません。
「正しい知識」を身につけることで、世の中にある素晴らしい作品を、もっと自由に・もっと豊かに子どもたちの学びに活かせるようになります。
今回の特集では、そんな先生を目指す皆さんや現場で悩む先生方に向けて、
- そもそも「著作権」って何?
- 学校だけの「特別ルール(著作権法35条)」とは?
- 授業、行事、ICT活用…現場の「困った!」Q&A
といった内容を、できるだけ専門用語を使わずに平易な言葉で解説しています。
教採対策としてはもちろん、先生になった後もずっと役立つ知識になるはずです。
まとめ
著作権の知識は、先生と子どもたちの学びを豊かにするための心強い味方です。
教員採用試験に向けて勉強中の方も、すでに現場で頑張っている先生も、ぜひこの機会に『教員養成セミナー12月号』をお手に取ってみてください。
「著作権ちょっと分かったかも!」と思えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

