2023年8月、「学校図書館の著作権」をテーマとして学校図書館に関わる皆さんを対象とした研修会の講師を務めました。
講演時間は60分間、オンライン会議ツールZoomでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりして楽しく進めていきました。その後、現地で参加している皆さんのグループワークの発表を聞き、講評をしました。
嬉!図書館に関わる方のSARTRAS認知度が高い!
内容は、まず中学1年生に対しての著作権の模擬授業を行いました。
その後に、「著作権の基礎」「学校での著作権」「オンライン授業」や「授業目的公衆送信補償金の制度」の解説でした。さらに、最近実践した図書委員会の中学生向け著作権授業を紹介しました。
本題に入る前にアイスブレイク。
アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。まずは「最近読んだ本のタイトル」を尋ねました。ワードクラウドは同じ回答が複数あると文字が大きくなります。
次に用語の認知度を聞きました。
「SARTRAS」の認知度はいつも低いのですが、さすが!ほとんどの方が知っているという回答でした。
研修を企画した担当者の感想紹介
依頼したきっかけ
「学校図書館への理解の深い方、現場の先生目線のある方にお願いしたかったから」
研修の感想
「著作権の基本的な理解、模擬授業からブレイクアウトの際の対応、グループワークの講評、学校図書館へのエールなど、色々なお願いを盛り込んでご対応いただきありがとうございました。
参加者にとっても満足度の高い会になったと思います。」
まとめ
学校図書館は学校著作権の要です。
学校司書・司書教諭・ボランティアはもちろん、生徒の図書委員会・学校図書館を利用する生徒も同じです。著作物を利活用して愛好する人たちには著作権の話は伝えやすいと感じます。
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