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【著作権講座を開催】新日本フィルハーモニー交響楽団のアウトリーチ活動に参加

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2024年1月から3月にかけて、新日本フィルハーモニー交響楽団のアウトリーチ活動に参加し、著作権講座「音楽に拍手をしよう」を開催しました。

 

 

この講座は、以下の学校で実施されました:

函嶺白百合学園中学高等学校(動画配信)
国際基督教大学高等学校オーケストラ部(オンライン・リアルタイム)
富士見市つるせ台小学校(対面形式)
湘南白百合学園小学校(対面形式)
御代田町立小中学校(動画配信)
軽井沢町立軽井沢中学吹奏楽部(対面形式)
函嶺白百合学園小学校(動画配信)

 

講座では、交響楽団の演奏(45分〜60分)の中でから、私が約10分間を頂いて著作権に関する話をしました。講座の形式は、対面でのPowerPointプレゼンテーション、オンラインでのプレゼンテーション、そして動画の提供の3種類でした。

内容としては、「拍手を言葉にすると何だろう?」という質問から始まり、音楽を作る人(曲を作る人・音を作る人)を大切にしようという話、著作権の基本と種類、学校における著作権、そしてSARTRASについて説明しました。

この取り組みは、SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)の共通目的事業の一部です。学校で他人の著作物をオンラインで使用する際、生徒一人当たり年間小学生120円、中学生180円、高校生420円の補償金が必要となります。これらの資金は、80%が作品を作った人に、20%が将来作品を作る人に向けて使用されます。

「将来作品を作る人のため」というのは、コンクールの運営、データベースの作成と管理、そして今回のような著作権教育を指します。私たちは、著作権、著作者、著作物に対する理解を深め、音楽を作った人を尊重する心を育むことを願っています。

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。公立中学校の音楽科教員として教鞭をとる傍ら、教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)/東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

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