【研修事例】学校図書館と著作権(宮城県高等学校図書館研究会)

司書向け学校著作権研修の紹介
司書向け学校著作権研修の紹介
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2024年5月、宮城県高等学校図書館研究会主催の研修で講師を務め、「学校図書館と著作権」というテーマで講演を行いました。
講演は90分にわたり宮城県仙台第二高等学校北陵館において対面で行われ、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いて楽しく進めていきました。

 

 

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研修の内容

研修では、著作権の基礎から始まり、学校での著作権の扱い、オンライン授業や行事配信の際の注意点、授業目的公衆送信補償金制度、著作権教育の音楽科での実践例、学校からのよくある質問に至るまで、幅広いテーマを取り上げました。
また、参加者からの事前質問に答えるセクションを設けて、実際の教育現場での疑問や悩みにもお答えしました。

 

受講者

研修には、宮城県内の高校の学校司書さん約25名が参加されました。

 

受講者参加型の研修内容

今回の研修は、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いた受講者参加型とし、受講者と交流しながら講義を進めていきました。
本題に入る前にアイスブレイクでは、アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。

教育現場での著作権の重要性

講演では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。このような実例を交えることで、著作権の知識と意識の向上を図りました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけは、研究会に所属している学校司書の方からの推薦によるものだそうです。

「ウェブサイトに掲載されている活動実績や講演の様子などを拝見し、著作権について、児童生徒のみならず教員に対しても学校という特殊な環境・立場を踏まえた丁寧なお話をしていただけそうだと感じたからです。」
とのことでした。

 

研修の感想

「先生のお人柄もあり、当日の研修は楽しく参加させていただきました。著作権に関わる一つ一つの事柄に対して、身近で分かりやすい例を上げながら丁寧にお話していただき、大変勉強になりました。今まさに学校図書館で抱えている問題や日常的な疑問にも多く触れていただき、普段の図書館業務で役立つ内容ばかりだと感じました。著作権と聞くとどうしても難しいというイメージがありますが、原口先生のお話されていたように「『今日から、自分から、できることから』学校図書館で取り組んでいきたいと思います。」

 

 

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研修参加者の感想の紹介

・こんなに「わかる」著作権研修は初めてです!

・普段何気なく使用しているフリー素材の利用の仕方について、知ることができて良かった。仕事の範囲だけでなく、生活の中でも意識していきたい。

・大変勉強になりました。お話を聞いて自分も何か違反をしていないかとドキリとしました。学校に帰ったら改めて振り返りたいと思います。

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談などはこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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