【研修事例】学校における教育活動と著作権(主催:北海道学校栄養士協議会)

教職員向け著作権研修(事例)
教職員向け著作権研修(事例)
本サイトはアフィリエイトプログラム等による収益を得ています
PR
開催年月:2026年1月/開催形式:対面・60分/参加人数:約250名
主催団体:北海道学校栄養士協議会
研修イベント名:北海道栄養教諭・学校栄養職員冬季研修会
研修テーマ:学校における教育活動と著作権

 

2026年1月、北海道学校栄養士協議会主催の北海道栄養教諭・学校栄養職員冬季研修会で講師を務め、「学校における教育活動と著作権」をテーマにお話ししました。

 

 

PR

研修の全体像(札幌市・北海道内の栄養教諭・学校栄養職員向け)

受講者と研修スタイル

今回の研修は、北海道内の栄養教諭・学校栄養職員の皆さま約250名を対象に、札幌市にて対面形式・60分で実施しました。

給食だよりや献立表の作成、食育活動など、日常業務の中でイラストや写真を活用する機会が多い栄養教諭・学校栄養職員の皆さんにとって、著作権は決して遠い話ではありません。現場のリアルな「あるある」に寄り添いながら、実践に直結する内容をお届けしました。

私の研修では、参加者との対話を重視しています。今回も、双方向コミュニケーションツール「AhaSlides(アハスライド)」を活用し、リアルタイムの投票や質問を受け付けながら進める参加型形式をとりました。

研修の冒頭では、まずツールの機能に慣れていただくためのアイスブレイクを実施し、楽しみながら学べる雰囲気づくりを心がけています。

 

 

PR

研修の具体的な内容(札幌市・北海道内の栄養教諭・学校栄養職員向け)

今回取り上げた主なトピック

今回の研修では、以下のトピックを中心にお話しました。

  • 著作権の基礎 — そもそも著作権とは何か、どのような権利が保護されているのかをわかりやすく整理しました。難しく感じられがちな概念も、身近な例を交えながら丁寧に解説しています。
  • 学校での著作権(著作権法35条「例外」・著作権法32条「引用」) — 学校現場に特有の「例外規定」について、どの場面でどこまで利用できるのかを具体的に説明しました。条文の趣旨を理解することで、迷わず判断できるようになります。
  • 授業目的公衆送信補償金制度(SARTRAS)のポイント — 比較的新しい制度であるSARTRASについて、学校が何をすればよいのかをわかりやすく解説しました。
  • 学校からのよくある質問 — 給食だよりへのイラスト掲載、校外への掲示物作成など、栄養教諭・学校栄養職員ならではの場面を取り上げ、Q&A形式でお答えしました。

「できない」理由を探すのではなく、「こうすればできる」を見つける。そのために、現場で”すぐに使える”具体的な解決策を中心にお話ししました。

たとえば、「いらすとや」をはじめとする無料素材サイトについても、公式サイトが定める利用規約を確認することで、安心して学校業務に活用できるケースがあることをお伝えしました。「無料=自由に使える」ではなく、規約の確認こそが第一歩であるという点は、特に反響の大きかったポイントのひとつです。

 

研修のポイント

この研修で最もお伝えしたかったのは、「著作権は難しいルールではなく、正しく知れば業務の可能性が広がる知識である」というメッセージです。

利用規約を読むことへの抵抗感、「何となく怖いから使わない」という消極的な選択——そうした現場の戸惑いに寄り添いながら、一つひとつ丁寧に「こうすれば使える」という視点でお話を進めました。

著作権の知識は、創作者の権利を守ると同時に、教育現場での表現活動を豊かにするものでもあります。今回の研修が、その第一歩となれば幸いです。

 

教職員向け著作権研修(事例)
著作権に不安を感じている教職員の皆さまへ。学校現場に即したわかりやすい研修で、授業や校務での著作物の使い方を一緒に学びましょう。ご相談もお気軽に。

 

 

PR

参加者の声と今後の展望(札幌市・北海道内の栄養教諭・学校栄養職員向け)

研修主催者の声

今回ご担当いただいた企画担当者の方からは、講師選定のきっかけについて次のようにお聞きしています。

全国学校栄養士協議会の食育推進講習会にて私の研修を受講され、「仕事で触れていたにも関わらずよく知らなかった著作権について、学校現場での”あるある”を交えて解説いただき、とても勉強になった」ことがきっかけだったとのことです。

研修後の感想としては、

「学校でよくある著作権に関わる場面をとても詳しくリアルに解説していただけて大変勉強になりました。イラスト等を使用する時は著作権を意識して使用していきたいと改めて思いました。著作権は難しい印象が強く、利用規約を読んでもよく分からないことも多かったのでよい機会となりました」

とのコメントをいただきました。このようなお声は、研修内容の設計を続けていくうえでの大きな励みになっています。

 

研修参加者の声

参加者の皆さまからも、現場に直結した気づきのコメントを多数いただきました。

使う際には必ず利用規約を確認すること、ものによっては公式サイトが許可を出しているのも初めて知りました! これから気をつけて使おうと思います。ありがとうございました!

これからの給食だよりやリーフレットでイラストを使う時に、使えるイラストの選択肢が増えました!(今まで怖くて使えなかったものも)ありがとうございました!

献立表を作成する際に、学んだことを活かそうと思います。業務でCanvaを使用しているので、まずは規約を調べようと思います。

noteに学校の活動を紹介する機会が増えました。校外の方の目に触れる機会が増えたため、廊下に掲示するものにネット上の素材を使用することを怖がる先生方が増えたように感じます。今回の話を学校に持ち帰り、再度一緒に確認していきたいと思います。

著作権に関して、利用規約など見たこともなかったので今度から見るようにしたいです。「○○ 無料」とよく検索して使用していたので、今回の研修で学ばせていただいたことを思い出し、今後は気をつけていきたいです。参加することができて本当に良かったです。

「使えるイラストの選択肢が増えた」「学校に持ち帰って共有したい」というお声は、この研修がめざす「一人から現場全体へ」という広がりを感じさせてくださるものでした。

 

 

PR

おわりに

2026年1月、札幌の地で約250名の栄養教諭・学校栄養職員の皆さまとともに著作権について考える時間をいただけたことを、大変嬉しく思っています。

日常業務のなかで著作権に関わる場面は数多くあります。だからこそ、「難しい」で終わらせず、「こうすればできる」という前向きな知識として活用していただけるよう、これからも研修の内容をアップデートし続けていきます。

今後も、学校現場の皆さまのお役に立てる研修をお届けできるよう努めてまいります。ご参加いただいた皆さま、そしてご担当いただいた北海道学校栄養士協議会の皆さまに、心より感謝申し上げます。

学校における「著作権」の正しい理解と実践のために
著作権に関する研修・講習・授業を通じて、学校現場での対応についてお伝えしています。
これまでの研修例には、先生向け研修生徒向け授業司書向け研修などがあり、幅広いニーズに対応しています。

研修のご依頼・ご相談は
こちらの専用ページで受け付けています。
その他のご相談などは
こちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。東京都公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校で勤務。元・東京学芸大学こども未来研究所 教育支援フェロー。

2020年より、学校現場での経験を活かし、机上の法律と教育現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」として活動を開始。教員・教育実習生・子どもたちに向けて、著作権への理解を深める講演・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)/東京学芸大学 附属学校図書館運営専門委員会 著作権アドバイザー(2025年〜)

原口直をフォローする
PR