2023年12月、東京都葛飾区教育委員会からの依頼で教務主任を対象とした研修「新しい学びの時代における著作権教育講座」の講師を務めました。9月に実施の学校司書向け研修を主催した担当者から「同じ内容で、教務主任にも」とリピートでのご依頼をいただいたものです。
講演時間は90分間。対象者は葛飾区立小中学校の教務主任で約70名がオンラインで参加されました。
オンライン会議ツールZoomでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりして、楽しく進めていきました。
内容は、「著作権の基礎」「学校での著作権」「オンライン授業や行事配信の留意点」「授業目的公衆送信補償金の制度」「著作権教育の実践例」「学校からのよくある質問」「質疑応答」でした。
本題に入る前にアイスブレイク。
アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。
ここからは本題です。
講演の中では「昨今報道された学校での著作権にまつわるニュース」について話をしました。
他県で起きた教員による著作権侵害のニュースを取り上げて、教員の著作権の知識と意識の大切さを話しました。ここ半年で立て続けに起こっているので注意が必要です。
研修参加者の感想の紹介
「気にしていましたが、なんとなくで対応していました。今回、知らないこと・目からうろこの内容が多く、勉強になりました。知っている・知らないでは世界が違いますね。ありがとうございました。」
「良かれと思ってしていたことが、著作権を侵害している可能性があることがわかりました。」
「著作権について、勘違いしている点がいくつかあった。情報モラルの授業はネガティブになりがちだが、そうならないような授業をできるようにしていきたい」
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