【研修事例】新しい学びの時代における著作権教育講座(岐阜県教育委員会)

教職員向け学校著作権研修の紹介
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2024年1月、岐阜県教育委員会が主催する講座「新しい学びの時代における著作権教育講座」で講師を務めました。
この研修は、教育現場で直面する著作権に関する課題を、実践的かつ具体的に学ぶことを目的としています。

講演は2時間にわたり、オンライン会議ツールWebexと対面のハイブリッド形式で行われました。
プレゼンテーションの共有、双方向コミュニケーションツールAhaSlidesを活用することで、参加者はより積極的に講座に参加することができました。

 

 

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研修受講者

岐阜県内の小学校、中学校、高校、特別支援学校、および教育委員会の教育関係者約60名が参加しました。
参加者は様々な立場や教科を担当する教員の皆さんでした。

 

 

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研修の内容

講座では、著作権の基礎から始まり、学校での著作権の扱い、オンライン授業や行事配信の際の注意点、授業目的公衆送信補償金の制度、著作権教育の音楽科での実践例、学校からのよくある質問に至るまで、幅広いテーマを取り上げられました。
また、参加者からの事前質問に答えるセクションも設けて、実際の教育現場での疑問や悩みに直接対応しました。

 

アイスブレイクと受講者参加型の研修

アイスブレイクでは、AhaSlidesのアンケート機能や言葉の入力、スケール機能を活用し、参加者が互いに交流しやすい環境を作り出しました。このようなインタラクティブなツールを使用することで、参加者はより積極的に学習に参加し、内容を深く理解することができました。

 

教育現場での著作権の重要性

講演では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。このような実例を交えることで、著作権の知識と意識の向上を図りました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけは「昨年度の研修から感銘を受けて」です。
2023年に引き続き2年連続で呼んでいただいただけでも大変ありがたく感じていたところ、3年連続の研修依頼をすでにいただき、2025年も実施予定です。

 

研修の感想

「やってだめ・禁止の類の指導から、教師も子供たちも、じっくりと考えて議論していくことが改めて重要だと感じる時間となりました。法がなんのためにあるのか?を考えたときに、ルールを守ることが大事なのではなく、文化の保護と発展のため、となるように、もっともっと教育委員会事務局として普及に努めたいと思います。」

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談などはこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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