2024年1月、学校図書館問題研究会(北海道支部)の学習会において講師を務め、「学校図書館と著作権~サートラスって何だろう?」をテーマに講演を行いました。
講演は90分にわたり北海道立道民活動センターかでる2.7において対面で行われ、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いて楽しく進めていきました。
今回はJASRAC(日本音楽著作権協会)主催「出張講座JASRAC ラーニングスクエア」の制度を使った研修でした。
出前講座の制度や申込み方法については「学校で使える!「出張講座JASRACラーニングスクエア」の活用法と事例紹介」で詳しく解説しています。
お得な制度ですので、著作権研修に興味のある皆さんはご検討下さい。
研修の内容
研修では、著作権の基礎から始まり、学校での著作権の扱い、オンライン授業や行事配信の際の注意点、授業目的公衆送信補償金制度、著作権教育の実践例に至るまで、幅広いテーマを取り上げました。
(引用:「学校図書館問題研究会(北海道支部)主催の講座「学校図書館と著作権~サートラスって何だろう?」が開催されました」(JASRAC))
受講者
学習会には、小学校・中学校・高等高校の学校図書館を担当されている学校司書や司書教諭など約20名の方が参加されました。
受講者参加型の研修内容
今回の研修は、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いた受講者参加型とし、受講者と交流しながら講義を進めていきました。
本題に入る前にアイスブレイクでは、アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。
教育現場での著作権の重要性
講演では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。このような実例を交えることで、著作権の知識と意識の向上を図りました。
研修参加者の感想の紹介
「授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)に支払いがされているということを今日まで知らず、恐る恐るネットの情報を使っていたのですごく助かりました。」
「生徒や先生方へどのように伝えるか、また細かい疑問へもお答えいただけて、業務に生かせそうです。」
今回の出前授業についてのJASRACによる詳細なレポートはこちらをご覧ください。
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