2022年12月中旬、栃木県私立中学高等学校連合会のICT活用教育活動推進事業研修会において、教員向けに講演を行いました。
講演時間は60分、オンラインでパワーポイントとAhaSlides(アハスライド)を活用しました。
内容は、著作権の基礎・学校での著作権・オンライン授業や行事配信の留意点・授業目的公衆送信補償金の制度
著作権教育の音楽科での実践例・学校からのよくある質問でした。
依頼主の先生からは、さらに「子どもに対して指導すべきこと」というリクエストがありましたので加えました。
対象者が私学の管理職や情報担当者ということで、校種をまたいだ話をするよう心がけました。
本題に入る前にアイスブレイク。
アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。
今回はオンラインでしたので、今後栃木にお伺いした際に何を食べたらいいのかを聞いてみました。ワードクラウドでは、回答が重なると文字が大きく表示されます。
やはり餃子強し!耳うどんって何でしょうか…気になります。
教員採用試験に著作権分野が出題されています
ここからは本題です。
講演の中では「音楽科の教員採用試験に著作権が出題されている」という例を話しました。
ここ3年間で採用された音楽科の教員は著作権を勉強しています。また教員になってからも、部活動の外部コンクールでも著作権について知らないと受賞取消などになってしまうため、情報を持っています。
研修を企画した担当者の感想紹介
声をかけていただいたきっかけは、文化庁の教職員著作権講習会でした。
「著作権講習会よりも、わかりやすく説明していただき感謝しています。」
さらに、教員だけでなく、子どもにも伝えたい内容だという感想をいただきました。
まとめ
授業目的公衆送信補償金(SARTRAS)の支払は設置者なので、私学の場合は学校法人などになります。
公立のように「知らない間に払っていた」ということもなく、当事者意識が高いと感じました。
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