【研修事例】学校図書館と著作権(北信高等学校図書館協議会研究会)

司書向け学校著作権研修の紹介
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2024年6月、北信高等学校図書館協議会研究会の研修で講師を務め、「学校図書館と著作権」というテーマで講演を行いました。
講演時間は90分間にわたりオンラインで行われ、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いて楽しく進めていきました。

 

今回はSARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)の共通目的事業として実施されている「リクエストセミナー」の制度を使った研修でした。

著作権活用セミナー | 著作権教育 | 公益社団法人著作権情報センター CRIC
著作権情報センター(CRIC)は、著作権の正しい理解と、より良い著作権制度の実現を目指し、著作権思想の普及、著作権関連情報の収集・提供、研究会・研修講座、調査研究、国際協力・交流など多彩に活動しています。

 

 

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研修の内容

研修では、著作権の基礎から始まり、学校での著作権の扱い、オンライン授業や行事配信の際の注意点、授業目的公衆送信補償金制度、著作権教育の音楽科での実践例に至るまで、幅広いテーマを取り上げました。

 

受講者

研修には、高等学校図書館係の教員と高等学校司書等の合計で約50名が参加されました。

 

受講者参加型の研修内容

今回の研修は、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いた受講者参加型とし、受講者と交流しながら講義を進めていきました。
本題に入る前にアイスブレイクでは、アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。

 

教育現場での著作権の重要性

講演では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。このような実例を交えることで、著作権の知識と意識の向上を図りました。

 

 

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研修を企画した担当者の感想紹介

今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけですが、「ご紹介もありましたが、先生の発信されている内容を見て、知りたいことが掲載されていて分かりやすいと思いました。とのことです。 

 

研修の感想

「著作権については、学校図書館としても、どう対応するべきか悩むことが多かったのですが、講義を伺いたくさんのモヤモヤが解決しました。著作権を広めたい理由を伺い、本当にその通りだと共感いたします。図書館でも著作権をいつも意識し、授業・委員会活動などを通じて伺ったことを生徒に伝え、何かできることがないか考えながら活動します。わかりやすくて、たくさんの気付きのあるお話をありがとうございました。 」 

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
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この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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