今日はSARTRAS(授業目的公衆送信保証金等管理協会)が発表した「申請済教育機関設置者・教育機関の名称」についてお話しします。
【教員のための著作権解説】SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)とは?
オンライン授業の著作権を管理する人《SARTRAS(サートラス)》にインタビュー
オンライン授業や行事の配信に欠かせない授業目的公衆送信補償金の支払い。それを申請した教育機関設置者や教育機関の名称を2021年12月にSARTRASが発表しました。
SARTRASのサイトで確認をすることができます。
【メニュー>授業目的公衆送信保証金制度>名称検索】
こちらのページでは申請済みの教育機関設置者・教育機関の名称検索をすることができます。
「絞込検索」で例えば「世田谷区」と検索します。そうすると申請済みの世田谷区の教育機関が出てきます。小学校の具体的な名前・中学校なども出てきます。
他にも大学などでも検索ができます。
「東京学芸大学」で検索をすると「国立大学法人 東京学芸大学」そして、その教育機関名称が上がってきます。大学はもちろん附属学校もきちんと申請をしているということがわかります。
これまでさまざまな教育機関・個人の研究会などで研修講演をしてきましたけれども、「果たして自分の学校はどうなんだろう?」というふうに疑問をもつ先生方もいらっしゃいました。
今までは管理職に確認をすることぐらいしか方法はなかったのですが、これでいつでも・誰でもこのサイトから「自分の学校はどうなのか?」「教育委員会はどうなのか?」ということを調べることができます。
「自分の学校が大丈夫!」ということになれば、オンライン授業も行事の配信も胸を張ってすることができます。
SARTRASや授業目的公衆送信保証金制度について理解した上で、胸を張って授業にオンラインを取り入れてみてください。
この記事の内容は動画と同じです。
動画「【オンライン授業・行事配信に不可欠】学校・自治体がSARTRASに補償金を支払済か確認する方法」も是非ご覧ください。
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