2024年5月、愛知文教女子短期大学の新1年生を対象とした講座で講師を務め、「SNSの発信や動画作成などの際に注意すべき著作権や著作権トラブルについて学ぼう」をテーマに講義を行いました。
講義は90分にわたり愛知文教女子短期大学において対面で行われ、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いて楽しく進めていきました。
今回はJASRAC(日本音楽著作権協会)主催「出張講座JASRAC ラーニングスクエア」の制度を使った研修でした。
出前講座の制度や申込み方法については「学校で使える!「出張講座JASRACラーニングスクエア」の活用法と事例紹介」で詳しく解説しています。
お得な制度ですので、著作権研修や著作権授業に興味のある皆さんはご検討下さい。
授業の内容
大学からの要望を受けて、グループワークを取り入れた形式で講義を実施しました。
グループワークのテーマは「運動会のポスターを作ろう」。
このテーマは私が企画立案したものです。必要事項のみを受講者に伝えて、プレゼンソフトを使用して運動会の開催案内ポスターを作ってもらうというものです。学生の皆さん4人1組のグループになってもらい、ポスター作りをお願いしました。
(引用:「愛知文教女子短期大学主催の講座「SNSの発信や動画作成などの際に注意すべき著作権や著作権トラブルについて学ぼう」が開催されました」(JASRAC))
受講者
講義には、愛知文教女子短期大学の学生と教職員の計85名が参加しました。
受講者参加型の授業内容
グループワークをして頂いた後でイラストの著作権について講義を行いました。
「ウェブ素材(イラストや写真)を利用する前に、利用規約を確認すること」をお伝えし、著作権の基礎、学校での著作権について、お話しました。
今回の研修は、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いた受講者参加型とし、受講者と交流しながら講義を進めていきました。
本題に入る前にアイスブレイクでは、アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。
教育現場での著作権の重要性
講義では、最近の報道を例に挙げ、教員による著作権侵害の事例やその影響について解説しました。
特に、「いらすとや」の利用ガイドラインを参照しながら、教育現場での著作物の適切な使用方法について深く掘り下げました。このような実例を交えることで、著作権の知識と意識の向上を図りました。
講義を企画した担当者の感想紹介
「気を付けている「つもり」では、知らない間に、違反していることを行っているのではと、私自身もいろいろな気づきがある講義でした。」
講義参加者の感想の紹介
「初めて知る内容がたくさんありました。今後の生活に活かしていきたいと思います。」
「著作権について深く学ぶことが出来ました。これから先、写真やイラストを使う時に愛今回学んだ知識を 上手く利用していきたいと思いました。」
「どのような分野の職業に就いたとしても使える知識だと思いました。」
今回の出前授業についてのJASRACによる詳細なレポートはこちらをご覧ください。
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