2023年10月、東京都日野市教育委員会の第5回ICT活用教育推進委員会でおこなわれた「学校における著作権の諸課題について」と題する講演で講師を務めました。
対象者は日野市立学校のICT活用教育推進委員・ICT活用教育推進委員会担当校長の約30名が参加されました。
講演時間はオンラインで60分間、オンライン会議ツールGoogle MeetでPowerPointを共有したり、双方向コミュニケーションツールAhaSlides(アハスライド)を用いたりして、楽しみながら進めていきました。
内容は「著作権の基礎」「学校での著作権」「オンライン授業や行事配信の留意点」「授業目的公衆送信補償金の制度」「著作権教育の実践例」「学校からのよくある質問」「質疑応答」でした。
本題に入る前にアイスブレイク。
アハスライドのアンケート機能や言葉の入力・スケールの機能を体験していただきました。ワードクラウドでは、回答が重なると文字が大きく表示されます。
ここからは本題です。
「著作権」からイメージする言葉3つを尋ねました。
講演の中では「昨今に起きた著作権に関する報道」について話をしました。
「学校だより」の著作権侵害のニュースを取り上げて、教員の著作権の知識と意識の大切さを話しました。
また、Googleレンズでイラストを画像検索する様子を実際に例示したので、イラストからサイトにたどりつくことがいかに簡単かということを感じていただけたと思います。
さらに、今回は実際に子どもたちと関わりがある立場の方々が対象でしたので、著作権教育の授業実践も紹介しました。
研修を企画した担当者の感想紹介
今回の講演への登壇の声をかけていただいたきっかけは「文化庁の講演・他の指導主事からの推薦・ホームページ」でした。毎年8月に開催されるの文化庁主催の教職員・ICT支援員向けの著作権講習会に講師として登壇しています。
研修の感想
学校における著作権の諸課題について、受講者が、改善策を見いだしたり、見通しをもったりすることができ、自信をもって教材の作成や行事の準備等が行えるようになったと感じます。
まとめ
対象が小中学校の情報担当ですので、日々現場で起こることの矢面に立っているのだろうと思います。
SARTRASの認知度はまだまだ低いので、胸を張ってオンラインを使ってもらうために「あなたの自治体・学校は、大丈夫ですよ」と伝えていきたいと思います。SARTRASへ補償金を支払っているかどうかは、サイトからいつでも誰でも検索できます。ぜひ一度ご覧ください。
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