雑誌『健』(日本学校保健研修社)に養護教諭向けの著作権解説記事(全2回)を寄稿中ですが、後編が掲載された8月号が発刊されました。
▼前編記事の紹介

前編(7月号)で著作権の基本と第35条(授業の過程での利用を認める規定)をお伝えし、今回の後編では、保健室の現場でよくある5つの疑問にQ&A形式でお答えしています。後編で取り上げたのは、次のような場面です。研修先の養護教諭の先生方から実際によく相談を受けるテーマばかりを選びました。
- 教科書の一部を保健指導で使いたいとき ― 紙に印刷して配るのと、PDFにして配信するのとで、実は扱いが変わります
- アニメキャラクターを保健室や廊下の掲示に使いたいとき ― 「授業の過程」かどうかが一つの分かれ目になります
- ほけんだよりにイラストを使いたいとき ― 紙とウェブとで、確認したいことが少し違ってきます
- 委員会活動でBGMを流したいとき ― その場で流す場合と配信とでは、関わる権利が異なります
- 『健』の記事・イラストを研修会で使いたいとき ― 引用(第32条)にはいくつかの条件があります
重要なのは、著作権をいたずらに恐れるのではなく、原則に則って「どうすれば使えるか」を知ることでしょう。
なお、複製(コピー)と公衆送信(PDF配信やウェブ掲載)の線引きなど、判断に迷いやすい点は後編で具体的に詳しく整理しています。お手元に『健』8月号がある先生は、ぜひ前編とあわせてご覧いただけましたら幸いです。
この記事が、日々の保健室の仕事のなかで「これって使っていいのかな」と手が止まったときの、小さな安心につながればうれしく思います。
▼著作権研修の研修テーマ一覧はこちら

▼著作権研修のお問い合わせ

