教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選

【子ども・教員向け】著作権を学べるウェブサイトはコレだ! 学校著作権ナビ 動画
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著作権の知識は、教育現場で非常に重要です。
この記事では、子どもたちが楽しく著作権を学べるサイトから、教員が授業で役立つ実践的な著作権知識を学べるサイトまで、4つの優れたウェブサイトをご紹介します。

これらのサイトを利用することで、著作権についての理解を深め、教育現場でのトラブルを未然に防ぐことができます。著作権に関する知識を身につけるための最適な情報源をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

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子ども向け著作権学習サイトの紹介

CRIC(著作権情報センター)

CRIC(著作権情報センター)は、著作権に関する幅広い情報を提供しています。

みんなのための著作権教室 KIDS CRIC

 

特に、子どもたちが著作権を理解しやすいように工夫された「みんなのための著作権教室」は必見です。

このサイトでは、やなせたかしさんのイラストを用いて、著作権の基本的な概念をわかりやすく解説しています。また、応用編として「こんな時の著作権」などのシーン別の説明もあり、実生活に即した学びが可能です。

 

JASRAC

JASRACは、音楽著作権に関する教育コンテンツを豊富に提供しています。
JASRACパーク」は、子どもたちが音楽著作権を楽しく学べるサイトです。

JASRAC PARK
音楽著作権やJASRACについて、学べるコンテンツが盛りだくさん!

 

おしえてジャスラ 著作権ってなんだろう?」では、著作権の基礎知識を学ぶことができ、「音楽で自由研究」や「音楽を楽しむ者の鉄則」などのコンテンツは、中高生にも理解しやすい内容となっています。音楽の先生にも役立つ情報が満載です。

 

「出張講座JASRACラーニングスクエア」では、JASRACが費用負担する形で児童生徒向けの著作権授業を行ってくれます。内容は音楽著作権だけに限らないのでぜひご活用ください。こちらの動画でも紹介しています。
学校で使える!「出張講座JASRACラーニングスクエア」の活用法と事例紹介
今日は「出張講座JASRACラーニングスクエア」(著作権講座)を紹介します。「出張講座JASRACラーニングスクエア」とは?これは、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が主催している講座で、弁護士、大学教員、音楽クリエイター、教育...

 

文化庁

文化庁は、著作権教育のための多様なコンテンツを提供しています。

はじめて学ぶ著作権」では、子どもたちがさまざまなシチュエーションに応じたアニメーションを通じて、著作権の基本を学ぶことができます。表現の違いや作品の価値など、さまざまな視点から著作権を理解するためのコンテンツが揃っており、教育現場での利用にも最適です。

 

 

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教員向け著作権学習サイトの紹介

CRIC(著作権情報センター)

CRIC(著作権情報センター)は、教員向けの豊富なリソースを提供しています。

公益社団法人著作権情報センター CRIC
著作権情報センター(CRIC)は、著作権の正しい理解と、より良い著作権制度の実現を目指し、著作権思想の普及、著作権関連情報の収集・提供、研究会・研修講座、調査研究、国際協力・交流など多彩に活動しています。

 

特に、「学校教育と著作権」のページでは、運動会のプラカードや看板でキャラクターを使用する際の具体的な著作権対策が詳しく書かれています。また、授業に活用できる教材集も揃っており、教員が著作権に関する知識を深めるための理想的なサイトです。

ほかにも「みんなのための著作権教室」(子ども向けページ)の中に合った「指導をされる方へ」のページでは著作権の基本はもちろんのこと、教育の全般や利用許諾・相談などについても書かれています。

 

JASRAC

JASRACは、音楽著作権に関する教育コンテンツを豊富に提供しています。

学校で音楽を使用する際の注意点や具体的な実例が記載されており、すべての教員にとってとても役立ちます。
また、啓発リーフレットを学校向けに配布しており、クラスや学年での教育に活用できます。詳細な情報やリーフレットの申し込み方法については、JASRACの「教職員の方へ」のページをご覧ください。

 

「出張講座JASRACラーニングスクエア」では、JASRACが費用負担する形で学校教員向けの著作権研修を行ってくれます。内容は音楽著作権だけに限らないのでぜひご活用ください。こちらの動画でも紹介しています。
学校で使える!「出張講座JASRACラーニングスクエア」の活用法と事例紹介
今日は「出張講座JASRACラーニングスクエア」(著作権講座)を紹介します。「出張講座JASRACラーニングスクエア」とは?これは、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が主催している講座で、弁護士、大学教員、音楽クリエイター、教育...

 

文化庁

文化庁は、著作権教育のための多様なコンテンツを提供しています。

特に「著作権に関する教材,資料等」のページでは、子ども向けの「はじめて学ぶ著作権」とともに、教員向けの詳細な資料が多数用意されています。これらの資料を活用することで、教員は授業で著作権の重要性を効果的に教えることができます。

 

SARTRAS

SARTRASは、オンライン授業における著作権管理の専門機関です。授業目的公衆送信保証金制度に関する詳細な情報や申請方法、支払手続きについての説明が充実しています。

特に著作権法第35条の解説は、学校の授業で他人の著作物を活用する場合や、オンライン授業を行う際に非常に役立ちます。具体的な資料や申請手続きについては、SARTRASの「学校教育と著作権」のページをご覧ください。

 

学校と著作権のことを学んでいると必ず出てくる著作権法35条。「【教員のための著作権解説】著作権法 第35条って何?」は現場目線でわかりやすく解説した動画です。

 

なお、「こちらに掲載されております資料は複製、公衆送信等その他ご自由に利用ください。」とサイトに書かれてあるように著作権フリーで自由に使うことができます。
自分が学ぶ時はもちろん、誰かに見てほしい時、また誰かに伝える資料を作る時にとても便利です。

 

 

 

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まとめ:教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選

今日は学校著作権を学べるサイト「子ども向け著作権学習サイト」と「教員向け著作権学習サイト」を紹介しました。

一から勉強してから一から資料を作る教材を作るのは大変です。既存のものがすでにいろいろありますので、いろんなものを見た上で、自分の目の前にいる子どもたち・先生方・学校の環境の中でどれが一番ふさわしいのかというものを選んで使ってみてください。

学校の先生向けの著作権に関する情報はこのチャンネルでも発信していますし、学校の研修それから講習などでもお話をしています。それぞれの学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えますので、ぜひお問い合わせください。

SARTRASは教育現場で役立つ情報満載の情報誌を発行しています。「教職員必見!「著作権情報誌さあとらす」で学ぶ著作権と教育現場の関係」でその内容を紹介しました。
教職員必見!「著作権情報誌さあとらす」で学ぶ著作権と教育現場の関係
今日紹介するのは「著作権情報誌さあとらす」です。この冊子は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)が作成しています。「著作権情報誌さあとらす」とは?「著作権情報誌さあとらす」は、SARTRASのサイトで読むことができ...

 

このウェブサイトの記事の内容は動画と同じです。
動画「教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選」も是非ご覧ください。

学校での著作権については研修・講習・授業などでお話をしています。(事例→先生向け研修生徒向け授業司書向け研修)国公立中学校での実践経験の中で培った現場目線を大切にしながら、各学校の実情やお悩みに沿って研修内容を考えます。ぜひお問い合わせください。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの専用ページで受け付けています。
▶その他のご相談などはこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

学校著作権ナビゲーター

東京学芸大学卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭。東京都公立中・東京学芸大学附属世田谷中に勤務。元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー。

2020年より学校勤務経験を活かして机上の法律と学校現場をつなぐ「学校著作権ナビゲーター」としての活動を開始。教員・教育実習生・子どもに著作権への理解を深めてもらうための講演活動・情報発信・執筆活動を行っている。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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