「合唱コンクールの演奏動画、学校のYouTubeに載せても大丈夫かな」
「生成AIで作った教材や伴奏、授業で使っていいのだろうか」
——音楽科の先生方から、こうした声をよく耳にします。
音楽の授業や部活動、学校行事では、楽譜・歌詞・音源・演奏動画など、著作物がいつも身近にあります。しかも音楽には、作詞者・作曲者の著作権に加えて、実演家やレコード製作者の権利(著作隣接権)も関わってきます。そこに生成AIやGIGA端末の活用、部活動の地域展開といった変化が重なり、判断に迷う場面は以前より増えているのではないでしょうか。
学校だからといって、どんな著作物でも自由に使えるわけではありません。とはいえ、いたずらに恐れる必要もないのです。大切なのは、原則を知って、安心して使えるようにしておくことでしょう。
このカテゴリでは、音楽科の先生方を対象に行った研修の事例を紹介しています。中学校の音楽科教員として教壇に立ってきた経験と、JASRAC有識者委員・SARTRAS(授業目的公衆送信補償金制度)専門委員として制度に関わる立場の両方から、音楽科ならではの迷いどころを整理してお話ししています。
研修で扱う主なテーマ
- 音楽科の著作権:楽譜・歌詞のコピー、合唱や演奏の録音・録画と配信、鑑賞教材やBGMの扱い、SARTRASの手続き
- 生成AI・ICTの活用:授業や校務での生成AIの使い方と著作権上の注意点、ICTを生かした音楽の授業づくり
- 学習指導要領と授業づくり:現行の学習指導要領の読み解きと、次期改訂に向けた動き
- 部活動の地域展開:吹奏楽・合唱の活動が地域クラブへ移るときに見直したい、楽譜・演奏会・配信の扱い
著作権のテーマ単独でも、生成AIや授業づくりと組み合わせた構成でも、ご要望に合わせて組み立てます。
たとえば青森県高等学校教育研究会 音楽部会では、2023年に「音楽科の授業におけるICT活用の可能性」というテーマでお話しました。2026年には「生成AIの基本と学校教育における著作権の境界線」に加えて、郷土の伝統音楽の指導法と新学習指導要領をテーマにした研修も担当しています。
音楽授業の実践や生成AIの活用、部活動の地域展開については、姉妹サイト「原口直の一歩先ゆく音楽教育」でも発信しています。研修で扱う内容の雰囲気を知りたい方は、あわせてご覧ください。

ご自身の地区の研究会や部会での研修をお考えの際の参考にしていただければと思います。研修のご相談はお気軽にどうぞ。
研修テーマの詳細や費用負担を軽減できる制度については著作権研修のご案内ページをご覧ください。
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