【日野市教育委員会さま専用】2025年6月研修「学校での著作権​ -生成AI活用をみすえて-​」のフォローアップ資料集

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本日は著作権研修にご参加いただき、ありがとうございました。

このページでは、研修内容をより深く理解し、日々の教育現場で活用していただくために、厳選した動画解説・実践記事・参考書籍をご紹介しています。どの動画も現場目線で作られた5~10分程度のコンパクトな内容ですので、休憩時間やご自宅でも気軽にご覧いただけます。

研修で学んだポイントを振り返りながら、ぜひご自分のペースで学習を深めてください。

 

 

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よくある著作権違反のパターン

【教員と保護者必見】子どもがやりがちな著作権違反3選!SNS・学校作品・音楽利用の注意点

SNS投稿、学校作品、音楽利用など、子どもたちが無意識にやってしまいがちな著作権違反について解説。単に「ダメ」と伝えるのではなく、「なぜダメなのか」「どうすれば良いのか」を子どもたちに教えるチャンスだと思ってください。

 

【必見】先生がやりがちな著作権違反:授業・部活・会議の注意点

研修でお話しした「授業は例外、それ以外は原則通り」の考え方を具体例で詳しく説明。職員会議、部活動、行事などでの著作物使用における注意点を実践的に解説しています。

 

保護者がやりがちな著作権違反(オンライン授業・行事配信・子どもの作品)

保護者世代が学生だった頃の学習指導要領には著作権の記載がなかったため、知らないのは当然のこと。保護者の方々にも伝えていただきたい著作権の基本について説明しています。

 

 

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イラスト・画像素材の正しい使い方

「フリー素材」「著作権フリー」と書かれていても、利用規約の確認は必須です。フリーの範囲や条件は権利者が決めるものです。
「イラスト フリー」で検索して見つけた素材でも、利用規約はサイトごとに異なります。学校での使用において特に注意すべき点を、具体例とともに詳しく解説しています。

 

ホームページ上の学校だよりはについて、実は思っている以上に多くの人に見られている可能性があります。イラストがどのようなホームページで使われているかを簡単に調べる方法もご紹介しています。

 

 

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著作権の基礎知識

著作権の原則:「作品は作った人のもの」
(使う・増やす・変えるには作った人に許諾必要)

 

学校における著作権入門(学校でコピーが許される理由とは)

著作権法は複雑に見えますが、核となる考え方は「作品は作った人のもの」というシンプルな原則です。この原則を理解することで、学校での著作物利用のルールが見えてきます。

 

【学校と著作権】なぜ教員が著作権を知る必要があるのかを解説します

現在の子どもたち(小学生から大学生)や初任の教員は、学習指導要領で著作権について学んでいる世代です。一部の先生だけでなく、全ての教職員が知っておくべき理由をお話しています。

 

【学校管理職必見】著作権の基本と実践!トラブルを防ぐ3つのポイント

管理職の先生方が知っておくべき、著作権の基本・学校での具体的な活用ポイント・教員や生徒への指導方法について解説
学校管理職が知るべき著作権の基本と実践:トラブルを防ぐためのポイント
学校運営に欠かせない著作権の基本ルールを解説!学校ウェブサイトや授業資料での著作物利用時の注意点から、教員や生徒への指導方法、授業目的公衆送信補償金制度の理解まで、実践に役立つ具体例を交えて詳しく解説します。

 

 

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学校での著作権(35条の理解)

学校の特殊性:学校は著作権の「原則」と「例外」の境界線上にあります。
原則(許諾必要)→職員会議・オンライン事業・行事配信など
例外(許諾不要)→授業・行事・委員会・クラブや部活動など

 

著作権法第35条(学校その他の教育機関における複製等)の条文(抜粋):

「学校その他の教育機関において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、その必要と認められる限度において、公表された著作物を複製し、若しくは公衆送信を行い、又は公表された著作物であって公衆送信されるものを受信装置を用いて公に伝達することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該複製の部数及び当該複製、公衆送信又は伝達の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りではない。」

 

【教員のための著作権解説】著作権法 第35条って何?

学校と著作権を考える上で最も重要な「著作権法第35条」について、教職員向けに分かりやすく解説。研修で学んだ内容をより深く理解するための必見動画です。

 

学習指導要領における著作権

新しい学習指導要領(小学校は2020年度から/中学校は2021年度から/高校は2022年度から)には知的財産権や著作権・著作物・著作者に関する記述があります。

【教員のための著作権解説】学習指導要領の中での著作権の扱い

新学習指導要領における著作権関連の記述を確認。どの学年のどの教科で著作権について触れられているのか、具体的に解説しています。

 

教員採用試験の著作権問題解説と教育現場での活用法

学習指導要領の改訂に伴い、教員採用試験において著作権・知的財産権に関する出題がされるようになっています。

 

お薦めのブックガイド

著作権ハンドブック :先生、勝手にコピーしちゃダメ(宮武久佳・大塚大著・東京書籍・2021年)

 

 

オンライン授業・SARTRAS

2021年度から開始:授業目的公衆送信補償金制度により、SARTRASへの補償金支払いでオンライン授業や行事のネット配信が可能になりました。

 

SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)公式サイト

授業目的公衆送信補償金等管理協会の公式サイト。申請方法や支払い手続き、著作権法第35条の詳しい解説も掲載されています。

 

【教員のための著作権解説】SARTRAS(授業目的公衆送信補償金等管理協会)とは?

オンライン授業やGIGAスクール構想の実現に欠かせないSARTRAS・授業目的公衆送信補償金制度について、教職員向けに専門用語を避けて分かりやすく解説しています。

 

授業目的公衆送信補償金で変わる授業!120円で広がる教育の可能性

補償金を支払うことで学校は具体的に何ができるようになるのか、そして集められた補償金がどのように活用されているのかを詳しく説明しています。

 

【補償金の行方】SARTRASの利用報告の意義とその役割の紹介

SARTRASが学校などから集めた補償金の使い道やクリエイターへの分配方法について解説している動画です。
【補償金の行方】SARTRASの利用報告の意義とその役割の紹介
2021年度から始まった授業目的公衆送信補償金制度。オンライン授業の著作物使用料を子ども全員分、支払うという仕組みです。支払った補償金を管理する団体を授業目的公衆送信補償金等管理協会SARTRAS(サートラス)と言います。この動画の中でも...

 

 

子どもたちへの著作権教育

著作権についての知識や経験の差は、大人と子どもの間にはありません。むしろ子どもの方が詳しい場合もあります。

 

大人と子どもが一緒に学べる出前授業の実践例やノウハウを紹介しています。

 

お薦めのブックガイド

小中学生のための初めて学ぶ著作権(岡本薫 著・朝日小学生新聞の選書シリーズ・2019年)

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (津田大介・牧村 憲一 著・中公新書ラクレ・2010年)

 

 

よくある質問

よくある質問例
・本の書影を学校で使う場合に許諾が必要か?
・卒業生にわたす思い出DVDに音楽を挿入して良いか?
・本の読み聞かせ動画をサイトで共有して良いか?

 

YouTube動画再生リスト:「先生からの質問に回答します」

実際に現場の先生方から寄せられた具体的な質問に一つひとつ回答している動画シリーズです。きっと皆さんが抱いている疑問と同じものが見つかるはずです。
学校の先生向け著作権FAQ|よくある質問と解説まとめ
学校の先生向け著作権FAQ集。運動会や文化祭、授業での著作権の扱いを解説し、よくある質問に回答します。教育現場で必要な著作権知識を学び、安心して学校行事や授業を進めるための情報が満載です。

 

 

生成AIと著作権

生成AIの教育現場での利活用関する文部科学省での議論内容やガイドラインについてこちらのページで公開されています。

生成AIを学校でどう教える?:子供たちに教えるべき3つのポイント

文部科学省のガイドラインを基に、生成AIの教育現場での活用方法と子どもたちへの指導ポイントを解説しています。
生成AIを学校でどう教える?:子供たちに教えるべき3つのポイント
学校教育における生成AIの活用と著作権について詳しく解説。生成AIの正しい指導方法、最新のガイドライン、そして家庭と学校の連携の重要性を押さえ、子供たちが安全かつ効果的にAIを活用できる環境を整えましょう。

 

生成AIと著作権の注意点!学校現場での正しい使い方とは?

学校で生成AIを安全かつ適切に使用するために押さえておきたい著作権の基本ポイントについて解説します。
生成AIと著作権の基本:教育現場で安心して使うために
生成AIと著作権の基本をわかりやすく解説!学校現場での安全な活用法、著作権法第35条のポイント、注意すべきリスクと具体例を紹介。教育現場で安心して生成AIを使うためにおすすめの記事です。

 

中学校教務主任の日野先生(ChatGPT)

「日野市の中学校教務主任」というGPTs(生成AI)を作ってみました。生成AIでどのようなことができるのか、実際に使って試して感じてみてください。(要会員登録 ※無料)
ChatGPT - 中学校教務主任の日野先生

 

 

 

さらに学びを深めるために

【教職員向け】著作権をさっと学ぶための厳選ガイド|授業・行事・AI活用までこれだけでOK!」のページでは、私が解説する学校著作権に関する記事・動画のうち“ざっとでもちゃんと”学びたい方のために、重要ポイントを厳選して紹介しています。

おすすめ学習サイト

CRIC(著作権情報センター)

子どもが学べるだけではなく教員も学べるページがあります。また授業に活用できる教材集なども揃っているのが嬉しいところです。
公益社団法人著作権情報センター CRIC
著作権情報センター(CRIC)は、著作権の正しい理解と、より良い著作権制度の実現を目指し、著作権思想の普及、著作権関連情報の収集・提供、研究会・研修講座、調査研究、国際協力・交流など多彩に活動しています。

 

JASRAC(日本音楽著作権協会)

音楽の著作権が学べます。子ども向けコンテンツ「JASRAC PARK」の中にある「教職員の方へ」のページは学校の先生も学べる内容です。学校で音楽を使うときの注意点などが書かれており、音楽科だけに限らずの全ての先生に理解してほしい内容です。
学校で音楽を使うときには | ジャスラの音楽著作権レポート(JASRAC PARK)
オリジナルキャラクターの「ジャスラ」と一緒に著作権(ちょさくけん)やJASRAC(ジャスラック)について楽しく学ぼう!

 

文化庁のサイト

「政策について」のページの中に著作権というのがあります。難しい内容や専門的な内容もありますが、教育向けのコンテンツも準備されています。
著作権 | 文化庁
デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した柔軟な権利制限規定に関する基本的な考え方について掲載しています。

 

これらのサイトの使い方、おすすめコンテンツは「教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選」という動画の中で解説しています。あわせてご覧ください。

教員と子どもにオススメの著作権学習サイト4選
子どもや教員にオススメの著作権を学ぶウェブサイトを紹介。CRIC、JASRAC、文化庁、SARTRASなど、教育現場で役立つ著作権情報と情報リソースを提供します。

 

お薦めブックガイド

「学校に関わる著作権」「子ども・教員・保護者も学べる」という観点から、著作権を学ぶのに役立つ書籍を紹介します。

18歳の著作権入門 (福井健策 著・ちくまプリマー新書・2015年)

すべてのJ-POPはパクリである (マキタスポーツ 著・扶桑社文庫・2018年)

正しいコピペのすすめ――模倣、創造、著作権と私たち(宮武久佳 著・岩波ジュニア新書・2017年)

楽しく学べる「知財」入門 (稲穂健市 著講談社現代新書・2017年)

 

 

講師の紹介

 

原口 直(はらぐち なお)

学校著作権の専門講師として、全国の教育委員会・学校で研修を実施。
現場目線での分かりやすい解説をモットーに、教職員の皆さんが安心して著作物を活用できるよう情報発信を続けています。

学校著作権ナビゲーター 原口直のプロフィール
教育現場に寄り添った著作権研修講師として、教職員に向けた実践的な著作権研修や児童生徒に向けた著作権授業を全国で提供。学校現場に強い専門家が、わかりやすく最新の知識を伝えます

 

運営メディア「原口 直の一歩先ゆく音楽教育」(YouTubeチャンネルウェブサイト

学び続ける(特に音楽科の)現職の先生・教育実習生・学生の皆さんに向けて、学校で役立つ情報・提案を発信しているメディアです。

 

運営メディア「原口 直の学校著作権ナビ」(YouTubeチャンネルウェブサイト

難しい著作権の専門用語を教育現場の実情を考えながらわかりやすく翻訳して、「学校での著作権」を学校関係者が学べるコンテンツを提供しているメディアです。

 

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